対象となる企業や人にコンプライアンス面で隠れたリスクがないか、クロールのインテリジェンス機能を使って得られる独自情報を分析して提供します。隠れたリスクとは、取引検討時点では定量面を測ること困難なリスクで、主に以下のようなものがあります。
不正や不祥事
社内で重大な不祥事や不正が起こることにより事業活動に様々な影響が及ぶリスク
例: | 公務員に賄賂を支払っていた、機密情報をSNS上で漏洩した、役員が利益相反行為を行っていた、社員がキックバックを得ていた |
レピュテーション
不祥事が起こることで報道や口コミ、暴露があり、運営に支障が及ぶリスク
例: | ハラスメント体質がある、幹部の女性問題、コンプライアンス意識の薄さ、取引が禁止されている勢力との接点の疑い |
労務・人権関連
労働関連法に違反することによる経営のリスク、人々の権利が侵害される状況を放置し、報道されたり当局からの調査や訴訟となるリスク
例: | ストライキの発生、労基署による検査や労働裁判の有無、人種や宗教・年齢や性別・障がい等による差別、労働条件や労働環境 |
規制・訴訟関連
事業活動の中で法令違反で摘発されるリスクや、情報漏洩や製品事故、知的財産権侵害などで訴訟を抱えるリスク
例: | 独占禁止法や贈収賄法令の違反、裁判費用の発生と時間の発生、訴訟の成り行きによっては製品やサービスが販売できなくなるリスク |
その他
例: | 競合先が開発中のサービスや製品がローンチされると自社の優位性が崩れるリスク、問題ある社員や取締役・社外取締役が週刊誌やアクティビストから追求されるリスク |
クロールでは、対象に知られることなく、対象周辺者である元従業員、仕入・販売先、取引金融機関、競合、メディア、業界の専門家などから情報を収集して、分析したものを調査報告書として提供しています。